高齢化で都市はどうなる?どうすればいい?〜ソーシャルワーカーの見地から

日本は超高齢社会が日々着実に進行しています。ピークを迎えるのは2040年ごろで、今世紀半ばまではこの状態が続くと言われています。現在平均寿命は男性約81歳、女性約87歳で、それぞれ男性は世界6位、女性は世界1位!です。今後も世界上位を維持し続けることでしょう。

 高齢化に対処するため、介護保険制度の創設、成年後見制度の実施など様々な施策が数十年前から準備され、社会全体としての取り組みが進んでいます。高齢化による人体の各種機能の衰えや認知症に対する産官学の取り組み、現場実践での知見の積み上げは大きな成果を上げています。しかし高齢化の進展が社会に与える影響は大きく、まだまだ課題は尽きない状況です。

 私が住み、仕事をしている新潟県は、高齢化率が34.3%(令和6年)です。全国平均は29.3%ですので、差は約5ポイント。高齢化率が高い分、新潟県は約9年先を行っていると言われています。一方、東京都は23.5%ですので、その差は10.8ポイント。これを年数で考えると、10年ほどの開きがあると言えます。

 見方を変えると、新潟県は東京都の10年先の未来、と言うことができます。

 このコラムでは、新潟のソーシャルワーカーという10年後の未来人の視点から都市における高齢化の問題を考察してみたいと思います。東京圏やその他の大都市圏が今後直面すると思われる課題を三つ取り上げ、最後にまとめてみたいと思います。

 具体的には、I 移動の課題 II 住環境の課題 Ⅲ 繋がりの課題 Ⅳまとめ このような流れで、私の余力のある時不定期に書き上げ、アップしたいと考えております。不定期ですいませ🙇が、よろしくお願いします。

 何か皆様の気づきにつながれば幸いです。


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